2012年06月06日

当事者意識はなぜ必要か

最近、「当事者意識」について考えることがあります。個人的には、何かを成し遂げる上でとても大事な要素の一つだと思っています。とはいえ、言うは易く行なうは難しで、当事者意識を持っていこうと言うだけで人の意識が変わるわけではありません。

そもそも「当事者意識」とはどういう意味なのでしょうか?日本語表現辞典では下記のように定義されています。

”何らかの物事やプロジェクトなどに参加している当事者である、関係者である、という意識のこと”

要するに、他人事ではなく、自分の事として考えることだと思います。逆に、これが欠けているとどうなるのでしょうか?私は下記のようなマイナス影響を及ぼすと思っています。

1) 他責・他者批判が増え、前向きな話が生まれない

2) 他人任せになってしまい、スピードが遅れる

3) 何も決まらず、問題が先送りになる

4) 最後までやり切らなくても良いという空気が蔓延する

5) 自主性が損なわれる

6) 自分の事を棚に上げてしまう

当事者意識が欠ける原因としては、自己正当化、現実逃避、責任回避等があると思いますが、頭では分かっていてもこれが一日二日で変わるものではありません。

逆に、当事者意識を各々が持っている組織というのは、上記の反対のプラス効果が生まれます。つまり、批判ではなく提案する文化が生まれ、それぞれが自主的に最後までやり切る組織が生まれるということです。一人一人の意識が高い組織は、自然と助け合う文化もできると思いますし、組織全体としてのスピード感も生まれると思います。

企業という組織の一員としてビジネスに携わる醍醐味の一つは、自分一人では成し遂げられないようなことをあらゆる能力・才能を持った人達と一緒にチームとしてより大きな事を達成できることだと感じます。但し、これを成し遂げるためには、一人一人の当事者意識を高めていくことが必須だと思います。これなくしては、インターネット業界のような圧倒的なスピードが求められる業界では到底生き残れないと思います。

日々あらゆる問題・課題にぶち当たることもありますが、逃げるのは簡単で、それを貫くのは難しいことです。そういったなか、この「当事者意識」というものをしっかり持っていかなければと自戒の念も込めて思いました。



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